『ベイマックス』感想とイラスト 正しく導くヒーローへの道

映画『ベイマックス』のイラスト

終わりのない消耗戦を強いられている世知辛いこの世の中。誰もが癒しを求めている。ロボット。ヒーロー。絆。あなたは何に癒しを感じますか?

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目次

『ベイマックス』感想とイラスト 正しく導くヒーローへの道

  1. 作品データ
    1. 予告編動画
  2. 解説
    1. 主題歌/フォール・アウト・ボーイ『Immortals』
    2. あらすじ
  3. 感想と評価/ネタバレ多少
    1. 癒し系ヒーローの誕生
    2. 泣き映画としての破壊力
    3. タイプが違うのですよ

作品データ

『ベイマックス』
Big Hero 6

  • 2014年/アメリカ/102分
  • 監督:ドン・ホール/クリス・ウィリアムズ
  • 原作:ダンカン・ルーロー/スティーヴン・T・シーグル
  • 脚本:ジョーダン・ロバーツ/ロバート・L・ベアード/ダニエル・ガーソン
  • 音楽:ヘンリー・ジャックマン
  • 声の出演:ライアン・ポッター/スコット・アツィット/ダニエル・ヘニー/ジェームズ・クロムウェル

予告編動画

解説

癒し系ヒーローが誕生するディズニーの3Dアニメーション映画です。原作は日本人ヒーローが活躍するマーベルコミックの『Big Hero 6』。

監督は『くまのプーさん』のドン・ホールと『ボルト』のクリス・ウィリアムズ。声の出演はライアン・ポッター、スコット・アツィット、ダニエル・ヘニーなどの知らない方々で、有名な俳優は『ベイブ』のジェームズ・クロムウェルぐらいですかね。

主題歌を担当するのはアメリカのロックバンド、フォール・アウト・ボーイ。曲名は『Immortals』。日本公開版はAIなる女性アーティストが務めておるらしいですけど、基本的に興味はありませんから。

主題歌/フォール・アウト・ボーイ『Immortals』

あらすじ

未来の最先端都市サンフランソウキョウに暮らす天才少年のヒロ・ハマダ。幼くして両親を亡くし、兄と叔母のもとで育った彼は、その天才的な頭脳を非合法のロボットファイトで消費している自堕落な毎日を送っていた。

そんなヒロの姿を見かねた兄タダシの計らいにより、彼が所属する工科大学へと連れてこられたヒロは、そこで兄の仲間たちが製作した数々の発明品、そしてタダシが研究中のケアロボット“ベイマックス”と出会う。

これに刺激を受けたヒロは飛び級入学を決意。そのための難関、ロバート・キャラハン教授の研究発表会へと渾身の発明“マイクロボット”を持ち込むものの、そこでヒロを待ち受けていたのは思いがけない試練であった……。

感想と評価/ネタバレ多少

「絶対的に面白い!」「泣ける!」「燃える!」「かわいい♥」「日本のクリエイティブは死んだ!」などと、公開直後ネットやSNS上を激賞の嵐が吹き荒れていたこの『ベイマックス』。

そうなるとボクのような性根のねじくれ曲がった天邪鬼は、「さてさて。それでは泣かせて燃えさせてイカさせていただきましょうかね」なんて、根性の腐りきった上から目線で重箱の隅を突っついてやろうと虎視眈々と狙っておったものの、なるほど、確かにこの完成度の高さは称賛されてしかるべきものでしたな。

癒し系ヒーローの誕生

日本におけるハートフル路線の宣伝がいい意味でのミスリードを誘い、思いがけないハードな展開に正直なところ面喰らってしまいました。なるほど、マーベルとディズニーの折衷作でありましたか。

ハートフルな絆と友情、そして成長を基軸としながら、熱く燃えるスーパーヒーロー誕生の瞬間を描く。真新しさは皆無な王道的ストーリーながら、ベタをベタとしてきちんと描いているこの完成度はやっぱりすげえわ!

とはいえボクは天邪鬼。クールジャパンへのいやらしい目配せ、古今東西のヒーローものに対するパロディ臭、リスペクト臭が効きすぎていて、普通によく出来た映画だとは思うものの、ヒーローものとして熱く燃えちぎったかといったらさにあらず。

その点に関しては「まあこんなもんかな」というのが正直な感想でした。ヒーローものに対する思い入れの深さというのも関係しておるでのしょうね。元来あまり好きではないもので。

泣き映画としての破壊力

しかしですねぇ、喪失と回復、獲得と成長を描いたドラマとしてはこれがけっこうな号泣ものなのですよ!いい歳こいたオッサンが都合3回も落涙してしまいました。お恥ずかしい。

掛け替えのない大きな存在を失った少年が、忘れ形見といえる機械仕掛けの真っ白け~に癒されながら、仲間を獲得し、憎しみのなかで人として守るべきものを知り、いっぱしの男へと成長していく。

これまたベタな王道的展開ながら、ベタの破壊力と底力をあらためて思い知らされましたね。兄貴、仲間、叔母さん、そしてベイマックス。みんなの愛が温かいのです。

ヒロをよりよき道へと導く兄タダシの包容力。キャス叔母さんの無償のハグ。タダシへの想い、ヒロへの想いから集う仲間たちの友情。そして、そしてベイマックスのあまりに深くて大きい絶対的癒し。

こんな奴がそばにいてくれたらもうそれだけですべての痛みとはおさらばです。ただのゴリ押し癒しプログラミングから、明らかな感情を手に入れていく彼の成長が描かれているのもこの映画のミソですよね。そこが絶対の泣きポイントでもあります。

タイプが違うのですよ

普通によく出来すぎているところが長所でも短所でもある、やや優等生すぎる映画ではありますが、直球勝負で見事な空振り三振を奪える底力には、「日本のクリエイティブは死んだ!」と嘆く気持ちも少なからず理解できます。

こんなものを見せつけられてはまともな勝負は避け、やはり日本は姑息な変化球勝負に徹するしかないのかもしれません。

でもここで断言しておきますけど、ボクは無類の変化球派!バカ正直な直球勝負はアメリカさんにお任せして、我々は七色の変化球で天下を獲ればよいではないですか!それこそが日本の力です!

個人的評価:7/10点

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『ベイマックス』感想とイラスト 正しく導くヒーローへの道
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コメント

  1. maki より:

    こんにちは♪
    ぬはは、ベイマックスに負けましたかー
    確かにねえ、これはとても完成度の高い作品ですが、
    個人的にはヒックとドラゴンのほうが好き、だったりします
    あっちは友情努力勝利でしたね
    ベイ泣きポイントよりも、実はあたためようとするベイマックスを尻目に
    設計しているヒロの構図が凄く好きだったりします
    これ続編つくられそうな予感もしますね
    お話も、ここからが本番ともいえそうです

  2. スパイクロッド より:

    makiさん、こんばんは!
    新しいブログへのご訪問ありがとうございます!
    ええそうです。ベイマックスにやられてしまいました(笑)
    ヒーローものとしては別になんとも思いませんでしたけど、
    泣きのドラマとしてはけっこうな仕上がりでしたよね。
    おじさんはオイオイと泣いてしまいましたよ(涙)
    ヒーローものとしては『Mr.インクレディブル』のほうがはるかに好きですね。
    あちらはピクサーでしたけど。けっこうアダルトで(笑)
    続編は確かにあるような気がしますね。
    これは単なる誕生篇にすぎませんから。
    次はおもいっきしヒーローするのかな?

  3. ハリー より:

    こんばんは!
    ブログお引っ越しおめでとうございます!
    私も見る前には若干、舐めてまして(笑)。
    ところが、これが面白い!とにかく素直に面白い!
    いやぁー、舐めててごめんなさい。
    こういう頭を空にして子供の様に素直に夢中になれるアニメーションもいいもんですね♪
    追伸・前のブログの記事は移転してくるのですか?

  4. ヒロ之 より:

    こんばんは!
    お久しぶりのコメントになります。
    ブログをお引っ越しされてたのは存じ上げておりましたが、コメントするタイミングを逃しておりました(^o^;)
    個人的には大好きな作品です。
    前半と後半とでは話のジャンルそのものも変わるてのも意表を突かれて楽しく観れました。
    あとやっぱり癒し系のベイマックスというキャラでしょうね。
    あの愛くるしい動きと姿があったことで、作品そのものにも愛着が持てました。
    あ、私のブログなんですが、同一人物による腹立つコメント荒らしが続いていたので、怒りの意味を込めて只今全てのコメント欄を閉じてます。早く再開して欲しいという多くのブロガー様や読者様からメッセージを頂いていますが、怒りがまだおさまらないので、もう少しこのままの状態で運営していきます。
    ご利用のほど宜しくお願い致します。

  5. ヒロ之 より:

    ご利用→ご理解
    の間違いでした。
    申し訳ありません。
    TBは受け付けておりますので、今後も宜しくお願い致します(^-^)
    こちらの新しいブログ様も当方のブックマークに追加致しました。
    それでは失礼致します。

  6. スパイクロッド より:

    こんばんは、ハリーさん!
    こちらにもご訪問ありがとうございます!
    ホントにストレートによく出来た映画で、
    よく出来すぎていてなんか逆に物足らないという、
    ボクのような天邪鬼には普通に面白すぎた映画だと思います。
    要するに、広く万人に受け入れられる作品だということですね。
    追伸
    旧ブログの記事はいまのところすべてを移転する気はありません。
    ただ自分自身が気に入っている記事に関しては、
    大幅な加筆修正、イラストの差し替えなどをやって移転させるつもりです。
    『カリフォルニア・ドールズ』なんかはその手始めですね♪

  7. スパイクロッド より:

    ヒロ之さん、新ブログへのご訪問ありがとうございます!
    日本のあのほんわかハートフル路線の宣伝が、
    こちらのいい意味でのミスリードを誘い、
    宣伝どおりの感動友情もの、意表を突いたスーパーヒーローもの、
    一粒で二度おいしいお得感のある作品となってしましたね。
    ボク的には感動友情ものとしては完全にKOを食らってしまいました。
    ベイマックスのかわいらしさはもう反則ですよね♪
    コメント欄閉鎖の件ですが、本当にご愁傷様です(笑)
    そちらに訪問したら何やらひどくお怒りになっておられて、
    「キチガイ!」「キチガイ!」と連呼されておるではないですか!
    こういうときに野次馬根性が働くのが醜い人間の性でして、
    「なになに?どれどれ?どんなキチガイが♪」なんて、
    そのコメントを探してウロウロとしてしまいました(笑)
    でもどうやらもう削除されたあとだったようですね。残念(笑)
    落ち着きましたぜひまたコメント欄を復活させてください。
    楽しみにお待ちしております♪

  8. くろにくる より:

    こんにちは。ブログ引越しされたのですね。
    PCクラッシュで事件は知らず、スパイクロッドさんの移設見て驚きました。
    ベイマックスは秀作ではありますが、「日本のクリエイティブは死んだ!」などと
    比べる必要なんて全然ないですよ~
    なんといっても「かぐや姫の物語」これ以上の作品が今後作られるのか?と
    いうくらいのものができてますから~
    キャスおばさんは最高でした
    このキャラが一番のお気に入りです
    マーベルとディズニーの折衷作、しかし日本での宣伝はなんか違うように思いました
    こういった内容詐欺はなんだかな~と思う私であります

  9. スパイクロッド より:

    お久しぶりです、くろにくるさん!
    新ブログへのご訪問とコメントありがとうございます!
    おっしゃるとおりこの『ベイマックス』はすばらしかったですけど、
    もともと土壌が違うわけですから比較する必要はありませんよね。
    同じアニメーションでも似て非なるものなわけですから。
    こっちはこっちのやり方でいいものを作ればよいのです。
    キャスおばさんはボクも好きですね~♪
    妙な色気があるのですよね(笑)

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