『貞子vs伽椰子』感想とイラスト 私たち、結婚します!

映画『貞子vs伽椰子』のイラスト

貞子と伽椰子。日本を代表するホラークイーンがついに激突!はたしてその結末は?ええ!まさかこれって、心和む感動のハッピーエンド!?

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目次

『貞子vs伽椰子』感想とイラスト 私たち、結婚します!

  1. 作品データ
  2. 予告編動画
  3. 解説
  4. あらすじ
  5. 感想と評価/ネタバレ有
  6. 意外とちゃんとしてる
  7. 加速度的にぶっ壊れた
  8. 調子に乗ってネタバレだ!
  9. バケモノの百合的結婚映画
  10. 主題歌/聖飢魔II『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』

作品データ

『貞子vs伽椰子』

2016年/日本/99分
監督・脚本:白石晃士
撮影:四宮秀俊
音楽:遠藤浩二
出演:山本美月/玉城ティナ/佐津川愛美/安藤政信/菊池麻衣/甲本雅裕

予告編動画

解説

日本女子ホラー界を代表する二大バケモノ、リング・貞子と呪怨・伽椰子がついに相まみえる!という世紀の対戦が実現した夢のようなホラー映画です。

監督と脚本は『ある優しき殺人者の記録』の白石晃士。主演は『東京PRウーマン』の山本美月と、『オオカミ少女と黒王子』の玉城ティナ。共演に『ヒメアノ~ル』の佐津川愛美、『アドレナリンドライブ』の安藤政信など。

あらすじ

今も残る二大都市伝説。「呪いのビデオ」と「呪いの家」。ひょんなことから本物の「呪いのビデオ」を見てしまった親友の夏美(佐津川愛美)を救おうと奔走する、女子大生の有里(山本美月)。

最後の望みとしてたどり着いたのが、異端の霊能者である常盤経蔵(安藤政信)だった。時を同じくして、入ったら絶対に死ぬ「呪いの家」へと足を踏み入れてしまった女子高生の鈴花(玉城ティナ)。

そんなふたりの呪いを解くために経蔵が立てた驚愕の作戦は、呪いの主である貞子と伽椰子を激突させ、同時消滅させてしまおうというものだった!

感想と評価/ネタバレ有

魔法少女と魔法少女が雌雄を決する『マジカル・ガール』。正義と正義がぶつかり合う『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』。神様と女神様が喧嘩する『神様メール』。サイコパスとサイコパスが相まみえる『クリーピー 偽りの隣人』。

そして今回、バケモノとバケモノがついに正面衝突する『貞子vs伽椰子』の登場であります。日本が誇る二大ホラー女王のガチンコバトル。しかし、ボクっていわゆるジャパニーズホラーがあんまり好きじゃないの。言うほど観てないの。

『リング』シリーズは『貞子3D』からは完全に無視してたし、『呪怨』シリーズに至っては1作目しか観ていない。いわゆる日本的怪談話にほとんど恐怖を感じない体質なのです。そんなボクが『貞子vs伽椰子』をどう観たか?それではさっそく感想をば。

意外とちゃんとしてる

正直ホラーとしてはそんなに怖くない。まあ呪いだとか白いワンピースのオバケだとかに何ほどの戦慄も覚えない特異体質だからなのですけど、このふたつの呪いが都市伝説化しているという前振りは面白かったですよね。なんか現実的で。

そしてこの呪いに捕らわれていく貞子パート、伽椰子パートともに意外としっかりとした作りでして、出し惜しみをしないド直球の恐怖描写にも好感がもてる。焦らして焦らしてウッフ~ンなんかじゃない、電光石火のご開陳。

特に年中パンイチが不憫でならない俊雄君の無双ぶりは圧巻でしたね。無敵です。ここにおいては無敵で標的の首を持っていきます。そんな電光石火の俊雄君、ちょっとだけ時間短縮してくれた貞子嬢によってとってもテンポがいいのです。

双方のシリーズに対して一定のリスペクトを示しながら、テンポよくふたつの展開を同時進行で見せていく正統派ジャパニーズホラー。いい仕事してますね。しかしこの映画の真骨頂はここから。オリジナルにいちおうの敬意を示したここからなの。

加速度的にぶっ壊れた

貞子LOVEな大学教授の森繁によって連れてこられた謎の寺。そこに鎮座するモノホンの霊能力者だと豪語する友近のなりきり芸的な法柳先生。彼女の登場によってこの映画のちゃんとしていた状況は一変してしまうのであります。

この人のうさん臭さは只事ではないのですけど、その除霊方法がまた常軌を逸していてとっても和みます。貞子の呪いにかかってしまった夏美嬢を襲う執拗な水責め、そして強烈な平手打ちの嵐。ああ~なんて和む光景だろうか。

ボクも含めてあまりに和みすぎて周りからも失笑が漏れておりましたね。法柳先生の趣味なのか、監督の白石晃士の趣味なのかはわかりませんが、この水責め平手打ちの刑をひとつの契機として映画は加速度的にぶっ壊れていきます。

もう首がどえらいことになったり、光の速さで繰り出された法柳先生のチョーパンによって壮絶な無駄死にが発生したり、愛していた親友から「てめえのせいだこのドブス!」と詰め寄られたりで、ああ~和む、和むわ~って感じなのです。

調子に乗ってネタバレだ!

そんな和む展開の最終兵器が、経蔵と珠緒という謎の霊能力者コンビの登場であります。漫画的と言ってしまえばそれまでですが、このふたりがキャラ立ちしまくりでホント面白いの。「この人すごい無駄死にだね~」なんてホント和むわ。

そして経蔵氏がこの難題に対して叩き出した驚愕の事態収拾プラン。「バケモノにはバケモノをぶつけんだよ」宣言。キャー!カッコいい~!ぶつけてぶつけてバケモノを!それで事態が収拾するとはまったくもって思わんが面白そうだからぶつけて~!

正統派かと思わせたジャパニーズホラーの殻を粉々にぶち壊しにかかる、経蔵&珠緒のポンコツ霊能コンビ。こういう口と恰好だけでてんで役に立たないポンコツってボク大好き。この霊能コンビでスピンオフ作っても絶対に面白そう。

と思ってたら経蔵さん、穴ぼこだらけの作戦の責任をとってあっけなく上半身と下半身がさようなら。珠緒ちゃんもたぶんさようならしたんでしょうね。ネタバレですよ。もう公開からかなり経っちゃったんで調子に乗って全部ネタバレだよ。

バケモノの百合的結婚映画

あまりに杜撰な経蔵さんの作戦によって、ついに相まみえることとなった貞子と伽椰子。知らぬ間に獲得したらしい新能力なども互いに披露しながら、「あちきの獲物を取るんじゃねぇ!」と壮絶なプロレスを展開するご両人。心底和みますなぁ。

このふたりの勝敗ははたして決するのか?するわきゃないわね。どっちに転んでも問題がいろいろと出ちゃう。ほんじゃまあ両者に花を持たせるということで合体させちゃいましょう。おおう!なんて思いきった決断!ブラボー!

というわけで、ここにジャパニーズホラーのニューヒロイン“貞椰子”誕生!互いの実力を認め合い、生前の痛みを共有し、恨みの深さを分かち合い、「あちき、あんたとだったらやっていけるかも!」と祝福のファンファーレを高らかに鳴らす。

おおう!なんて心和む素敵なハッピーエンド。正直ホラーとしてはまったく怖くなかったが、爆笑コメディ、バケモノ同士のガチンコバトル映画、そして百合的要素を孕んだ珠玉のハッピーエンドとしては文句ないぞ!こいつぁ結婚映画だ結婚映画!

そんなふたりの結婚を祝う珠玉のウェディングソング、限定復活した聖飢魔II による『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』。ボクの前に座っていた女性はこの曲のあいだず~とヘドバンしておりました。あんた最後の最後まで和んでるねぇ~。

主題歌/聖飢魔II『呪いのシャ・ナ・ナ・ナ』

個人的評価:7/10点

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