『X-MEN:フューチャー&パスト』イラスト付きレビュー

映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のイラスト


「あの頃の僕ら」のその後。しかしゲイのブライアン・シンガーが撮ったというのに、ヘテロのマシュー・ヴォーンよりBL風味が薄まってるってどゆこと?

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作品データ

『X-MEN:フューチャー&パスト』
X-Men: Days of Future Past

2014年/アメリカ/132分
監督:ブライアン・シンガー
脚本:サイモン・キンバーク
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
音楽:ジョン・オットマン
出演:ヒュー・ジャックマン/ジェームズ・マカヴォイ/マイケル・ファスベンダー/ジェニファー・ローレンス/ニコラス・ホルト/パトリック・スチュワート/イアン・マッケラン

予告編動画

感想と評価/ネタバレ有

対ミュータント用のロボット兵器“センチネル”によって滅亡寸前の地球を救うべく、未来と過去を股にかけたX-MENたちの壮絶な戦いを描いた、『X-MEN』新3部作の第2弾。監督には残念ながらあのブライアン・シンガーが復帰しております。

新3部作の最終章となる『アポカリプス』へ向けてのおさらい第2弾。先に書きましたとおり、監督がマシュー・ヴォーンからあのブライアン・シンガーへと変更になってしまいました。『スーパーマン』のために旧シリーズをポイ捨てしたあの男に。

結果、映画としての仕上がりはどうなったのか?結論から申し上げてしまいますと、前作でマシュー・ヴォーンが打ち立てた遺産でなんとか喰いつないでいる凡作というのが正しい評価かと。そんなに悪くはないけどそれもこれも前作のおかげ。

ヴォーンの遺産とはなんなのかと申しましたら、それはつまりチャールズとエリック、そしてレイヴンを加えた絶妙のトライアングルにあります。ボクが個人的にこの作品のハイライトだと思っているのは、パリへと向かう機上で行われた痴話喧嘩。

駄々っ子のごとく恨みつらみをぶつけるチャールズに対して、「仲間の窮地に貴様はいったいどこで何をしていた!」と烈火のごとくブチギレるエリック。愛憎渦巻く壮絶なる痴話喧嘩。前作のBL路線を継承したこのシーンこそが今作のハイライト。

ほかにもレイヴン絡みのエリック萌え、チャールズ萌えのシーンもあるのですけど、なんか前作よりBL風味が薄まってるのはどゆこと?ゲイゆえにそれを萌えとして描くことに抵抗があり、真面目なマイノリティ解放宣言になってしまったのだろうか?

なんにせよ、このトライアングル以外に特筆すべきところはありません。過去のシリーズとの整合性を気にしすぎた無難な物語。軽くてキレないアクション。キャラクター多すぎ。ウルヴァリンいるだけ。そして最大の失点だといえるラストの大団円。

自分が放り出した旧シリーズの最後をなかったことにしたかったのかもしれないが、はっきり言ってこんな勝手な論理はない!自分の都合でキャラクターの人生をもてあそんでいる人権侵害だ!彼らは貴様の都合のいいオモチャではないぞシンガー!

少々見苦しく取り乱してしまいましたが、それだけこういうお手軽なハッピーエンドに飛びついてはいけないということ。これで『X-MEN』というシリーズに終止符を打つのだ!という気概があればまだしも、これって新3部作の真ん中だもんね。

というわけで、シンガーが続投する『アポカリプス』にもほとんど期待はしておりません。唯一期待しているのはクイックシルバーの活躍のみ。本作でもクイックシルバーのあのシーンだけは神がかったまでの素晴らしさだったからね!

個人的評価:4/10点

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