『グーニーズ』感想とイラスト ガキのまんまで突き抜けろ!

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映画『グーニーズ』チャンクとスロースのイラスト(似顔絵)

1980年代に間抜けなガキだった我々にとってのバイブル『グーニーズ』。ガキがガキらしくガキのまんまで突き抜けたジュブナイル映画の傑作は、おっさんになっても面白かったぞ!

目次

『グーニーズ』感想とイラスト ガキのまんまで突き抜けろ!

  1. イラスト
  2. 作品データ
    1. 予告編動画
  3. 感想と評価/ネタバレ有
    1. とりあえず結論から
    2. 1980年代的能天気さ
    3. ガキのヒーロー
    4. 続編の可能性

作品データ

『グーニーズ』
The Goonies

  • 1985年/アメリカ/114分
  • 監督:リチャード・ドナー
  • 脚本:クリス・コロンバス
  • 撮影:ニック・マクリーン
  • 音楽:デイヴ・グルーシン
  • 出演:ショーン・アスティン/ジョシュ・ブローリン/コリー・フェルドマン/ジェフ・コーエン/キー・ホイ・クァン/ケリー・グリーン/マーサ・プリンプトン/アン・ラムジー/ロバート・デヴィ/ジョー・パントリアーノ

参考 グーニーズ – Wikipedia

予告編動画

感想と評価/ネタバレ有

地上げに苦しむ港町グーンドッグを舞台に、伝説の海賊“片目のウィリー”が隠した財宝のありかを示す地図を手に入れた少年たちが、町を救うために大冒険を繰り広げるというジュブナイルアドベンチャーです。監督は『オーメン』『スーパーマン』のリチャード・ドナー。

とりあえず結論から

昨年公開の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』を観ていたら、なんだか無性に観返したくなった『グーニーズ』。かれこれ25年ぶりぐらいの鑑賞でしょうか?リアルタイムでこれに触れた我々ボンクラ小学生は、少年期のバイブルとして多大な影響を受けたものです。

急勾配な崖の頂上から、「グゥゥゥニィィィィズッ!」と雄叫びをあげながらただ転がり落ちるという意味不明な遊びを考案し、同級生を強制参加させ、衣服や全身をズタボロにして大顰蹙を買ったあの頃の記憶がよみがえります。バカなの?ただのバカだったの?

あの頃よりは多少なりともバカが改善された40歳手前のおっさんが、はたしてあの頃のようにこの映画を楽しむことができるのかどうか?ご心配なく。この『グーニーズ』はいま観ても十分に楽しい作品でありました。ノスタルジアを抜きしても面白い作品でありましたよ。

1980年代的能天気さ

物語はいたって単純。ゴルフ場開発のための地上げに苦しむ港町グーンドッグに住む少年たち(グーニーズ=間抜けな連中という意味)が、伝説の海賊、片目のウィリーが隠したとされる財宝を探して、町の地下に広がる洞窟内を大冒険するというもの。

そこに脱獄した凶悪ギャングのフラテリ一家が介入し、財宝をめぐる子供と大人との争奪戦が繰り広げられるっちゅうわけ。脚本をクリス・コロンバスが務めているあたり、なんか規模の拡大した『ホーム・アローン』のようでもありますが、製作はこちらのほうがずっと前。

冒頭の脱獄したフラテリ一家と警察とのカーチェイスの過程で、テンポよくこの映画の登場人物を紹介していく演出は出色で、緊張感と能天気さが結婚したような1980年代的かぐわしさがプンプンします。ここでこの映画のカラーがすべて説明されていると言っても過言ではない。

つまりはリアリティや真剣さを度外視したひたすら楽しい映画であるということ。これがこの『グーニーズ』という映画の武器であり弱点でもある。あの時代をリアルタイムで通過していない現代の観客にとっては、能天気すぎるバカ映画としか映らない危険性もあるでしょうね。

ガキのヒーロー

それでも、いや、それだからこそこの『グーニーズ』は面白い!整合性や理屈は置いといて、子供たちが子供たちらしいノリで問題に立ち向かい、金や権力という大人たちの都合によってもたらされたグーニーズの危機を、あくまで能天気に解決してしまうご都合性が素晴らしい!

喘息持ちの夢見がちな少年マイキー。典型的な悪ガキ小僧のマウス。虚言癖のある愛すべきお肉チャンク。イジメっ子撃退用の発明に余念がないデータ。彼らグーニーズの面々に加え、マイキーの兄ブランド。彼の女友達であるアンディとステフ。個性豊かなキャラクターの魅力も見逃せません。

彼らに共通しているのは「まだ離れたくない」という幼児性なのですが、それを精一杯の背伸びによって成し遂げてしまう矛盾した痛快さも良いですよね。あくまでガキのまんまで大それたことをやってしまうグーニーズ。そんな彼らの活躍に我々バカは同調したのです。

続編の可能性

まあもうちょっと切実な問題や痛み、恐怖、ビターな味わいが欲しかったと思うのは加齢臭のなせるわざ。フラテリ一家の末弟スロースが唯一そっち方面での貢献を見せてくれておりましたが、彼の存在がこの映画の地上波放送を阻んでいるという噂は本当でしょうか?

家族からもバケモノ扱いされていた彼が、愛すべきお肉チャンクとの友情をはぐくみ、ついにはスーパーマンとして覚醒する展開こそがこの『グーニーズ』最大の見どころだというのに、その彼のせいで地上波放送ができないなんて悲しい話ではありませんか。

まあ母親からの虐待によって顔が醜くゆがんだ大男の障害者なんて設定、現代のポリコレ社会では容認できない差別表現なのかもしれませんが、そんな彼が鎖を引きちぎり、ヒーローとして、仲間として、家族として、社会から受け入れられるというラストがボクは大好きです。

ところで、オリジナルキャスト再結集による『グーニーズ』続編製作の話はいったいどこに消えたのでしょう?その噂が浮かんでは消えているという印象で、監督であるリチャード・ドナーの年齢(87歳)を考えると、残念ながらこのまま立ち消えになってしまうのかな?

リチャード・ドナー亡きあとに新キャストによるリブート(再起動)ならありえそうですが、自分がそれを望んでいるかと言ったらまた違う話。ってあれ?結局それの代替が『IT/イット』になるのかな?ならばよし!『IT/イット』の後編を待とうではないか!

個人的評価:6/10点

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コメント

  1. マーフィ より:

    こんにちは。
    グーニーズ好きだけど何故今!?と思ったら『IT』の影響でしたか。未見に終わってしまって残念でした…。
    少年時代の謎の遊びの話、素敵ですね!THE ガキって感じで(笑)
    私は知人に「嫁にすごく好きな映画があるから一緒に見ようって言われてグーニーズとかいう映画見せられてうんざりした。なにあれ」的な話をされてキレたことがあります。

    • スパイクロッド より:

      マーフィさん、コメントありがとうございます!

      『IT/イット』を観て思い浮かべるのは皆さん『スタンド・バイ・ミー』のほうだと思うのですが、ボクはなんか『グーニーズ』だったんですよね。で、なんか無性に観たくなりました(笑)。ボクが考案した謎の遊びは結局のところボクひとりだけ楽しんでいたのかもしれません。嫌がる友達の足をつかんで無理矢理ひきずり落とし、一緒にもつれながら下の竹林へと突っ込み、痛さに泣きじゃくる彼の横でひとり大爆笑していた記憶があります。迷惑な友達ですね。反省してます(笑)。しかし知人の「なにあれ」はないですな。大人になって観たら確かに多少の粗は目につきますが、「なにあれ」はねーだろ!

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