『ヴェノム』感想とイラスト ハリウッド版『ど根性ガエル』

映画『ヴェノム』のイラスト

スパイダーマン最大の宿敵にして最強最悪なダークヒーロー“ヴェノム”の誕生秘話を描いた全部喰っちまえ映画がついに降臨!首が飛び!手足がちぎれ!臓物がこぼれ……落ちない!?これはお前どっからどう見ても『ど根性ガエル』の再臨ではないか!

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作品情報

『ヴェノム』
Venom

  • 2018年/アメリカ/112分/PG12
  • 監督:ルーベン・フライシャー
  • 脚本:ジェフ・ピンクナー/スコット・ローゼンバーグ/ケリー・マーセル
  • 撮影:マシュー・リバティーク
  • 音楽:ルートヴィッヒ・ヨーランソン
  • 出演:トム・ハーディ/ミシェル・ウィリアムズ/リズ・アーメッド

参考 ヴェノム (映画) – Wikipedia

予告編動画

映画『ヴェノム』予告2 (11月2日公開)

解説

ひょんなことから凶悪エイリアン“ヴェノム”に寄生されてしまった男が、その残忍かつ強力な力と共生して地球の危機へと立ち向かう姿を描いた、スパイダーマンの宿敵として知られるヴェノム誕生をフィーチャーしたダークヒーローアクション映画です。

ソニー・ピクチャーズが保有するマーベルキャラクターのユニバース企画、ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(Sony’s Universe of Marvel Characters)の第1弾作品。監督は『ゾンビランド』『L.A. ギャング ストーリー』のルーベン・フライシャー。

主演は『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のトム・ハーディ。共演には『ゲティ家の身代金』のミシェル・ウィリアムズ、『ナイトクローラー』のリズ・アーメッド、『チャイルズ・オブ・ゴッド』のスコット・ヘイズなど。

主題歌を担当するのはラッパーのエミネムでド直球なタイトル『Venom』。なお日本語吹き替え版のみ日本のロックバンドUVERworldによる『GOOD and EVIL』が使用されている模様。

主題歌/エミネム『Venom』

Eminem – Venom
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感想と評価/ネタバレ多少

デッドプール』や『LOGAN/ローガン』などによって開かれたヒーロー映画R指定への道。「映画における人体とは破壊されるために存在する」と語った偉人はどこにも存在しないようだが、そう信じるボクのような変態にとっては夢のような地獄道が開けたもんじゃわ。

そんな地獄道へとネチョネチョグチョグチョ這い出してきた新鋭『ヴェノム』。「最も残虐な悪」「世界を変えるのは<最悪>だけ」なんてかましてきた手前、いったいどんな悪行非道がまかり通るのか期待に股間を膨らましてパンパンの膀胱炎に……って、えぇ?PG12!?なに中途半端なことしてくれとんねん!

てなわけで、R指定ではなくて実はPG12だった『ヴェノム』の感想です。

ヴィラン?ヒーロー?

正義を追及するジャーナリストのエディ・ブロック。取材対象だった“ライフ財団”が不正な人体実験を行っている事実を恋人のパソコンから盗み得たエディは、財団トップのカールトン・ドレイクを執拗に追及したことにより仕事と恋人を同時に失う羽目に。

すべてを失いどん底状態のエディの前に財団の内部告発者が現れ、地球外生命体を人間に寄生させる危険な実験が行われている事実を知らされる。彼女の手引きで研究所へと潜入したエディだったが、なんとそこで彼自身がエイリアンに寄生されてしまうのだった!……てのが簡単なあらすじ。

トムハ演じるエディに寄生したエイリアンがつまりヴェノム(固有名詞)であり、地球を次の寄生先として定めたのがヴェノムが属するネバネバ地球外生物シンビオート(普通名詞)。彼らの力を利用して宇宙移住計画を画策している狂人がライフ財団のドレイクってわけ。

ひょんなことから超人的な力を手にした男が、世界の秩序を破壊するリッチな狂人による計画を、地球を狙う外敵の侵略を阻止するというのが本作『ヴェノム』の簡単なプロット。むむ?どっかで見たこと聞いたことがあるような……ってこれはまんまスーパーヒーロー誕生譚の雛形ですよね。

最強最悪のヴィラン誕生を描くのが本作の肝だとばかり思っておりましたので、まさかのお行儀がいい安心安全ヒーロー路線には悪い意味で期待を裏切られ、血を、肉を、破壊を、圧倒的なる悪の誕生を期待していたボクの心はいつしか再放送で観たピョン吉とひろしへと思いを馳せるのでありました。

ハリウッド版『ど根性ガエル』

厳格に正義を執行するがあまり社会との共生の道を見失った男が、常に腹をすかせた人肉喰らいのネバネバびよーんびよーんエイリアンに寄生され、その圧倒的なる悪の力に魅了され、新たな共生の結果として誕生する最強最悪ヴィラン誕生譚だと思っていた『ヴェノム』。

しかしその実態は『ど根性ガエル』だったのだ。新一とミギー、つまりは『寄生獣』との類似性を指摘する意見もあるだろうが、あちらはもうちょっと知的でダークな闇が存在するのでやっぱり『ど根性ガエル』。エディとヴェノムはひろしとピョン吉の現代版なのだ。

この映画で唯一評価できるポイントがあるとすればこのハリウッド版『ど根性ガエル』的スタンスであろう。正義への想いは強いが実はヘタレのエディと、凶悪な容姿はしているがシンビオート内での地位は低くあんがい聞き分けのいいヴェノムとの漫才バディムービー。

ヴェノムに寄生されたことによるエディの奇行、ひとり漫才、やがて芽生える相互理解と共生・共闘が本作の肝。というか肝はここ以外にはない!ここを逃してしまったらあとにはホントなんにもないんじゃ!ネバネバなのにスッカスカのカッスカスなんじゃ!

でもここだけは本当に面白い!最悪?最凶?残虐?非道?な~に言ってんの!ちょーカワイイじゃん!突然手に入れたヴェノムのスーパーパワーにあたふたするエディのチキンぶりが、地球を侵略に来た凶悪エイリアンのくせに意外と従順で純情で世話好きなヴェノムが、ふたりの絶妙な掛け合いがちょーカワイイじゃん!

行きすぎた正義の追及によってすべてを失ったエディ。多くは語られないがおそらくはシンビオート内では単なる下っ端小間使いだったヴェノム。つまりはともに自分が属する社会との共生の折り合いを欠いた負け犬同士。そんな負け犬が出会い、共生の道を模索する話。

ともにひとりでは単なる負け犬かもしれないが、ふたり揃えばスーパーヒーローにだってなれるかもしれない。そんなダメ男とダメ男の珍道中、どつき漫才、人生相談こそがネバネバなのにスッカスカのカッスカスな『ヴェノム』における唯一の肝、肝なのでございます。

文句に次ぐ文句

しかしねぇ、それ以外はホントにスッカスカのカッスカスなの。まずエディがヴェノムに寄生されるまでの導入部がひたすら長くて退屈。エディというキャラクターを知ってもらうための丁寧な描写とも言えますが、工夫も技巧もサービスもなくて「おい、ちょっと店長呼んで来いよ」って話。

だいたいここにそれだけの時間を割くのあれば、エディの正義とチキンがヴェノムとの寄生関係によっていかに変化、変貌、ゆがんでいったかを描くのが筋であろう。無力な正義のジャーナリズムが、圧倒的なる力の獲得によってゆがんだ正義へと振りきれるヴィラン誕生譚。

悪党どもの首を華麗に舞い上げ、四肢を切断し、その身体を丸呑みにし、鮮血で顔を染め、死体の山で絶頂の雄叫びをあげる最強最悪ダークヒーロー誕生の瞬間。我々変態が観たかったのはそんなヴィラン像ではなかったか?血の一滴も描写されない安心安全アクションではなかったはずだ。

その安心安全アクションにしたところでまあ観にくいったらありゃしない。夜の闇で黒いネバネバのヴェノムってんだから余計ですわ。何やってんのかいまいちわからん。止め画のヌメヌメした質感の再現はエロキモかったのに、激しく動き出すと途端に雑になるのも減点。

ほんでもってありきたりなヒーロー誕生譚へと成り下がった脚本は先述したとおりですが、これまた細部がザルすぎてリアリティがだだ漏れ放題なの。監視カメラもなけりゃ職員の監視すら行っていない悪徳大企業ライフ財団セキュリティ問題とか、人間とシンビオートとの寄生適合問題とか。

「裏切り者め!我が社に誰を招き入れた!」ってお前んとこには監視カメラも付いとらんのか?っていうか最初の宿主である宇宙飛行士の存在忘れすぎじゃね?ところで寄生適合の条件ってなんなのよ?相性?なんでエディは自我が保ててんの?っていうか誰でもいいの?じゃなんで被験者死んでんの?と???の嵐。

突っ込みどころはまだまだあるぞ。まだまだあるけど面倒臭いからこのへんでお開きじゃ。すでにこの映画を観た方なら「皆まで言うな」でありましょう。未見の方はどうぞその目で確かめていただきたい。ハリウッド版『ど根性ガエル』以外はホントにスッカスカのカッスカスじゃから!

最後にとどめの文句をひとつ。なんぼなんでもエンドロール長すぎ!ふたつのオマケ映像にしてもあとのほうはいらんじゃろ!本編とまったく関係なし!しかも長い!ひたすら長い!現時点ではトム・ホランド演じるスパイダーマンを出せないがゆえの苦肉の策じゃねーか!

こんなクソエンドロールはきゅっきゅっきゅぅううぅうと縮めて、もうちっとクライマックスを盛り上げんかい!時間配分がおかしいんじゃ!予告編詐欺じゃ!ホラーテイストの「ホ」の字もない!人物描写浅すぎ!心変わり早すぎ!ってお前の「ひとつ」はいったい何個あんねんボケが!

個人的評価:4/10点

フィギュア

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スパイクロッド

映画を観たらとりあえず感想とイラストを書く(描く)人畜無害な釘バット。ちなみにイラストはぺんてるの筆ペン一本によるアナログ描き。

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コメント

  1. かかか より:

    デッドプールでも似たようなことは思ったんですが、クソ無責任だの最も残虐だの言う割にはどちらも一線は超えない少年漫画のダークヒーローっぽいんですよね。
    アメコミ映画ならキックアスとかキングスマンのほうがよっぽど残虐で最悪でクソ無責任(全部ほめ言葉)だと思います。

    次回作に登場するであろうカーネイジは快楽殺人鬼にシンビオートが寄生したヴィランなので、次こそは本当に残虐なヴィランが見れることを祈ってやみません。

    • かかかさん、コメントありがとうございます!

      予告編やキャッチコピーであれだけ残虐さや極悪さを煽っていただけに肩透かしでしたよね。いや、ただのヒーローじゃん、いい奴じゃんって。まあ結局ただのいい奴でもいいんですけど、それでも残酷描写だけはもっと踏み込んでほしかったなぁ。おっしゃるとおり『キックアス』や『キングスマン』のほうがよっぽど残虐最悪クソ無責任で最高でした。その点『デッドプール』は妥協しなかったのでボク的には好印象です。中身はヴェノムと同じくただのいい奴ですけどね(笑)。

      ボクはアメコミ全般にあまり詳しくないので「カーネイジ」というキャラクターがどんな奴なのか映画鑑賞後に知ったぐらいなのですけど、どうですかねぇ。一発目がこれではちょっと期待薄かな?っていうかやっぱスパイダーマン出さないとどうにもなりませんよね。ヒーローあってこそのヴィラン、スパイダーマンいてこそのヴェノム、カーネイジなわけですから。

  2. (눈_눈) より:

    サービス精神を欠いた上海ヌーンだったですわ……。
    言うたらアベンジャーズのハルクのほうがよっぽど無軌道で最悪だもん。
    真っ当な正義感を揺るがす圧倒的暴力の快楽、奪われゆく理性……それらのせめぎ合いなんて無いし。

    そしてCG、ショボすぎませんか!?

    • (눈_눈)さん、コメントありがとうございます!

      そうですね、よくよく考えたらハルクのほうがはるかに手に負えませんよね。しかし最初にこんななまっちょろいことやってて、いざスパイダーマンと合流できるとなったらどうするつもりなんでしょうね?そんときになって急に極悪ヴィランなんて言われても鼻で笑われますよ。なんか肝心の出だしでつまづいたような気がしてこりゃ先が思いやられますなぁ。

      あ、そうそう、本当にCGショボかったですよね!止まってるときのヌメヌメネトネトした質感はいいんですよ。しかしこれが動き出したら途端に雑。正直アクション映画としてはまったく評価しておりません。

  3. マカ より:

    自分も予備知識なしで純粋にダークヒーロー「ヴェノム」という映画を楽しみにして見に行きましたがクッソ微妙でした
    なのに世間一般では「ヴェノムかわいい」「バディムービとして最高!」
    はあ?
    そして批判的なレビューには「批評家気取り」「斜めに構えて見てる」
    はぁ…

    いやヴェノムは確かに可愛かったよ?初登場した時の暴君みたいな振る舞いが、速攻で口こそ悪いものの飼い主に忠実に尻尾振るチワワみたいな態度になってたね
    バディムービーとして最高って他のバディムービ見たことないの?どのバディムービーだって様々な過程乗り越えて相棒になるじゃん。そんなのあの映画にあったか?

    ダークヒーローとか原作設定とかそういうの抜きにしても、純粋につまらない映画でした

    • マカさん、コメントありがとうございます!

      そうなのですよね。「エディかわいー♡」「ヴェノムちょーかわいー♡♡」に異論はないのです。ただその「かわいー♡」一点のみですべてをチャラにできるほどの突破力はないということ。はい、純粋につまらない映画でしたよね。「かわいー♡」がなければ2点3点の映画です。肝心のバディムービーとしての丁寧さもマカさんがおっしゃるようにそうとう適当です。せめてここなんですよね。「かわいー♡」を売りにするならせめてここだけはちゃんとしてくれよ……。

  4. えるぼーロケッティア より:

    ヴェノムですが、
    残念ながら原作でも特別残忍な奴というわけではないのです。
    勝手な理由でスパイダーマンを逆恨みし殺そうとはしていますが
    スパイダーマンに対して以外は特別悪事を働きません。
    むしろ他のヒーローと同じく強きをくじき弱きを助けといった感じで
    悪党と戦います(悪党の殺人は普通にしますのでヒーローからは嫌われてます)
    なので、ぶっちゃけ見る前から告知詐欺だろうなとは思っていました。
    ヴェノムとのバディシーンは面白いのですが戦闘シーンはCGの出来以前に暗くて見づらい!
    あとヒーロー物の宿命といいますかヒーロー映画ってヒーローになるまでは退屈になりがちですよね。しかもこれはなるまでが結構長い。
    一緒に見に行った弟は「ヴェノムの食人に対してエディが葛藤するシーンがなくて拍子抜けした」と言っていましたが本当そのとおり。

    • えるぼーロケッティアさん、こちらにもコメントありがとうございます!

      なるほど、やはりヴェノムとはスパイダーマンあっての存在なのですね。ヴェノムというヴィランが成立するのはヒーローとしてのスパイダーマンがいてこそ。ジョーカーにとってのバットマンみたいなもんですか。となると、このシリーズをスパイダーマン抜きでとりあえず初めてみたのはやはり失敗なのではないでしょうか?それゆえにヴェノムの立ち位置がどうにも宙ぶらりんになってしまった。

      しかしあの予告詐欺はあえてやったのか?それとも仕方なくやったのか?いったいどっちなのでしょうね?あの予告詐欺によって賛否両論をさらに激しくしたような気がいたします。まあ映画自体の出来は変わりませんけどね。ほんと暗くて見づらくてショボい戦闘シーンでしたよね!

  5. star より:

    どうも、ご無沙汰しております
    最近多忙にかまけてコメントを書き込みに来られず申し訳ありません
    おかげで、映画鑑賞も週一ペースに減ってしまいました・・・

    最近やっと忙しさも落ち着いてきたので喜び勇んで鑑賞してきたヴェノムですが、まあヌルいというか何というか、残念な出来でしたねえ
    ヴェノム萌え映画であることは全くもって異論無しなんですが、脚本や設定の杜撰さやヴェノムが人間の味方をしようと思うまでの心理描写が明らかに不足していて、
    それがノイズになってしまい純粋に萌えるより先にツッコミが入りまくってしまいました
    キャッチコピーも、全く合ってないですしね
    元はヴィランのはずなのにお前全然悪に見えねえよ!というのは、スーサイドスクワッドに近いものがあります
    批評コテンパンなのに大ヒットというのもスースクに通じますね

    こういうキャラ萌えしか考えず脚本や設定の練り込みを怠る映画が増えるのは、正直勘弁して欲しいのですが・・・

    あと、長すぎエンドロールと本編と全く無関係のおまけアニメに心底ムカついたのに、それを指摘するレビューが思いの外少なくて愕然としていた所なので、スパイクロッドさんがぶちまけてくれて心の底からスッキリしましたw

    • starさんご無沙汰しております。そしてコメントありがとうございます!

      ボクも同じく本業のほうが多忙を極めておりまして、週に一本映画を観に行けたらいいほうですね。でもそうやって観に行った映画がこんな出来ではさらに疲労がたまってしまいます。エディ萌え、ヴェノム萌え映画としてやるならやるで、もうちょっとやりようもあったのにと思います。おっしゃるとおりそれ以外がことごとく杜撰の極みなのですよね。だからエディもヴェノムも確かにかわいいことはかわいいのだけど共感できるほどではない。それは彼らのバディとしての成り立ちが適当すぎるから。「スーサイド・スクワッドみたい」ってのは確かにそのまんま。こういう予告編詐欺が横行すると数少ない映画鑑賞の機会が疲労蓄積の場となってしまいますよ。

      あ、あとエンドロールとにかく長すぎ案件ね。みんなアレにはあんま怒ってないのですかね?ボクなんかもう「なんでこんな関係ないもん長々と見せられなあかんねん!早よ終われや!」とイライラジリジリしておりました。なんでもかんでもオマケを付けりゃいいってもんではないのです。んなとこに時間をかける暇があったらもうちょっと本編を丁寧にやらんかい!って話ですよね。