『アナベル 死霊館の人形』感想とイラスト 真に怖いは阿呆面

映画『アナベル 死霊館の人形』のイラスト
史上最も呪われた人形アナベル。「史上最も」とは程度の話なのか?それとも回数の話なのか?どちらにせよ「ただいま絶賛呪われ中!」って顔をしているのでなんなと呪われておるのでしょう。え?実物のアナベルはもっと凄い?やだもうすんごい阿呆面♡

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作品情報

『アナベル 死霊館の人形』
Annabelle

  • 2014年/アメリカ/99分/PG12
  • 監督:ジョン・R・レオネッティ
  • 脚本:ゲイリー・ドーベルマン
  • 撮影:ジェームズ・クニースト
  • 音楽:ジョセフ・ビシャラ
  • 出演:アナベル・ウォーリス/ウォード・ホートン/アルフレ・ウッダード/トニー・アメンドーラ

参考 アナベル 死霊館の人形 – Wikipedia

予告編動画

映画『アナベル 死霊館の人形』予告編【HD】2015年2月28日公開

解説

1967年。出産を目前に控えたミアは、夫から長年探していたアンティーク人形をプレゼントされまさに幸せの絶頂にあった。しかしそんな彼女が巻き込まれた血塗られた惨劇。その日を境に人形を介した不可思議な現象がミアの身を襲うことになるという、史上最も呪われた人形アナベルの逸話を描いたオカルトホラーです。

2013年に大ヒットを飛ばした『死霊館』のスピンオフ企画第1弾。監督は『デッド・サイレンス』からジェームズ・ワン作品の撮影監督を務めていたジョン・R・レオネッティで、これが念願だったかもしれない監督デビュー作。

主演は『ザ・マミー/呪われた砂漠の王女』のアナベル・ウォーリス。共演に『トーナメント』のウォード・ホートン、『真実の行方』のアルフレ・ウッダードなど。

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感想と評価/ネタバレ多少

『死霊館』で「お前絶対かーちゃんに嫌われてるわ!」としか思えない嫌がらせプレゼントとして登場した呪われた人形アナベル。そのあまりに呪われた感丸出しのルックが評判を呼び、スピンオフとして大々的にフィーチャーされたのが本作『アナベル 死霊館の人形』。

9月に公開される最新作『死霊館のシスター』に向けての予習として、未見も含めてシリーズ一気見してみようと思い立ったが吉日の適当企画第2弾です。んなわけで適当に感想書くので、適当な時間に適当な場所で適切な姿勢にてお読みください。

愛しの「ローズマリー」

『死霊館』が往年のホラー映画への原点回帰的スタイルによって成功したことを受けてか、本作にもそういう狙いが透けてというかあからさまに見えます。しかもなぜだか『ローズマリーの赤ちゃん』狙い撃ち。リメイク?リブート?ってぐらいパクっとオマージュというかリスペクトというかとにかく何やら捧げております。

出産を控えた若夫婦の背後に悪魔崇拝者の影が!……って時点でモロ『ローズマリー』ですし、この夫婦の名前がミアとジョンなのも、『ローズマリー』の主演俳優ミア・ファローとジョン・カサヴェテスからですし、乳母車、ファッション、アパートなんかもあからさまに何やら『ローズマリー』に捧げております。

映画冒頭でマンソン・ファミリーのことが報じられているのもポランスキーとシャロン・テートを否応なく想起させますし、そういやこの映画の時代設定と『ローズマリー』の制作時期とも重なります(1968年公開)。つまりはなんか知らんが身も心も『ローズマリーの赤ちゃんに』に捧げまくっている好きにして♡状態。

まあ誰に何を捧げようとこっちは知ったこっちゃねーのですが、肝心なのはそれによって映画が面白くなっているのか否か?『ローズマリーの赤ちゃん』に熱烈なラブコールを捧げることによってこの映画の価値がうなぎのぼっているのか否か?答えは単純明快「否」。

真に怖いは阿呆面

明らかな呪い系のくせに中途半端な妄想系に擬態した焦らし戦術が退屈きわまりないし、それによって恐怖の対象が人形なのか悪魔なのかカルトなのか自分なのかがボヤけていたし、主演のアナベル・ウォーレスにミア・ファローのような病的さはないのでいたって健全だったし、根本的な問題として今の若い子は『ローズマリーの赤ちゃん』なんか知らねーよって話。

せっせと『ローズマリー』をトレースしたところでどれだけ今の観客に伝わるものか?元ネタを知っている前提でミスリードを狙っていたのかもしれませんが、元ネタを知らない今の子たちには意味ねーし、我々おっさんたちにとっても「あ、『ローズマリー』ね」程度。

明確な悪魔系、呪い系を標榜しているこのシリーズで、妄想疑心暗鬼系『ローズマリー』をやろうとした時点ですでに悪手。だってオチは最初からもう判明してんだから。無理から妄想疑心暗鬼系っぽいこともやろうとはしてたけど全部が空回り。カラカラカラカラカラマワリ。

だいたいアナベル人形の存在感うっすいよね。この人形使ってスピンオフ作ろうとしたのがそもそもの間違いでは?『死霊館』で見たときからあからさまな呪われてる感丸出しルックが大嫌いだったんですよね。おいおい大事なのはギャップだろ?と。

そういう意味では本物のアナベル人形のすっとぼけた阿呆面のほうがはるかに恐ろしい何かを感じますよね。え?あれってアメリカの国民的キャラクターなの?ラガディ・アン?まったくもって知らぬ存ぜぬがあの阿呆面が呪われているほうがはるかに怖くない?あの阿呆面でよ!

個人的評価:2/10点

DVD&Blu-ray

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『死霊館』シリーズの感想はこちら

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スパイクロッド

映画を観たらとりあえず感想とイラストを書く(描く)人畜無害な釘バット。ちなみにイラストはぺんてるの筆ペン一本によるアナログ描き。

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