『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』感想とイラスト 神を讃えよ!ソイヤ!ソイヤ!

この記事は約7分で読めます。
映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』サラ・ホーキンスのイラスト(似顔絵)

狂人どもの世界に降り立った我らの新しい神、怪獣。我ら狂人はそのお姿に見惚れ、そのお声におののき、その威光の下で右往左往し、そのお力の前にひざまづく。我らの古い世界が終わり、新たな神の時代が幕開けるのだ。皆の者!神を!ゴジラを讃えよ!ソイヤ!ソイヤ!

スポンサーリンク

作品情報

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ

  • 原題:Godzilla: King of the Monsters
  • 製作:2019年/アメリカ/132分
  • 監督:マイケル・ドハティ
  • 脚本:マイケル・ドハティ/ザック・シールズ
  • 撮影:ローレンス・シャー
  • 音楽:ベアー・マクレアリー
  • 出演:カイル・チャンドラー/ヴェラ・ファーミガ/ミリー・ボビー・ブラウン/渡辺謙/チャン・ツィイー/ブラッドリー・ウィットフォード/サリー・ホーキンス/チャールズ・ダンス

参考 ゴジラ キング・オブ・モンスターズ – Wikipedia

予告編動画

映画『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』予告

解説

現代へとよみがえったゴジラとムートーの死闘から5年。世界中で次々と新たな怪獣の存在が確認され、ついにあのキングが目覚め、もう一体のキングと地球の覇権をかけた地球最大の決戦が繰り広げられるというSF怪獣映画です。リブート版『GODZILLA』の続編にして、怪獣クロスオーバー「モンスターバース」の3作目。

監督は『X-MEN 2』や『スーパーマン リターンズ』の脚本を手がけた『クランプス 魔物の儀式』のマイケル・ドハティ。ガキの頃からゴジラを「God」として崇めるガチ中のガチらしく、本編でもその崇拝ぶりが神々しいまでに炸裂しております。

主演は『ファースト・マン』のカイル・チャンドラーと、『死霊館』シリーズのヴェラ・ファーミガ。共演には前作から引き続き渡辺謙とサリー・ホーキンス、Netflixドラマ『ストレンジャー・シングス』のミリー・ボビー・ブラウン、『初恋のきた道』のチャン・ツィイー、『ラスト・アクション・ヒーロー』のチャールズ・ダンスなど。

スポンサーリンク

感想と評価/ネタバレ無

三歩で記憶喪失に陥る鳥頭ゆえ、『GODZILLA ゴジラ』『キングコング:髑髏島の巨神』をきちんと予習し、満を持して臨んだモンスターバース3作目『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(以下KOTM)』。とはいえ『ゴジラ』フリークではない自分の期待値はスクラッチ程度。

「2千円でも当たれば御の字だよね」なんて右手をシコシコと活動させていたら、まさかのキャリーオーバー10億当選で失神、失禁、脱糞、昇天してしまいました。『ゴジラ』フリークではない自分でこれなのだから、ガチの方々のパンツの中身はもはや大惨事でありましょう。

神を讃えよ!ソイヤ!ソイヤ!

現代へと復活した太古の巨大生物、ゴジラとムートーが死闘を繰り広げたサンフランシスコ決戦から5年後。これを契機に世界各地で眠りについていた巨大生物たちが次々に発見され、特別研究機関MONARCH(モナーク)の厳重な監視による管理下に置かれていた。

しかし、怪獣たちとのコミュニケーションを図る装置“オルカ”が環境テロリストの手に渡ったことにより、モスラが、ラドンが、そしてついにはキングギドラが目覚め、それを阻止すべく再び姿を現したゴジラとの覇権をかけた地球最大の決戦が勃発するのだった……ってのが簡単なあらすじ。

ボクが生まれる以前、『ゴジラ』は「東宝チャンピオンまつり」というプログラム枠で公開されていたらしい。この興行形態には多くの問題があったようだが(下記参照)、つまりはチャンピオン(キング)を決定するための祭りが定期的に開催されていたというわけだ。

参考 東宝チャンピオンまつり – Wikipedia

それを現代に圧倒的スケールで再現したのが本作『ゴジラ KOTM』だと言えるでしょう。怪獣たちがその覇権をめぐって激突する力と力の、技と技のぶつかり合い。この世界の頂点、キング、いや、「神」として君臨する存在を我らに知らしめるための祭り。

そう、これは怪獣映画ではない。神々の映画であり、宗教映画であり、そういう意味では相当にヤバい。キングギドラとある宗教的シンボルを重ねた描写なんて神々しいまでのヤバさ。この世界の秩序を破壊してしまう暴力的なまでの美しさに、我々人類はただひれ伏すのみ。

この世界の主人公は、人生の主役は、ボクであり、あなたであり、私であるという歪んだ思想のなんとおこがましいことか。我々は本当の神の存在を知らずに飯を食い、恋をし、子作りに励んでいた卑しい道化だ。この世界の主役は怪獣であり、神であり、そのキング・オブ・キングスこそがゴジラなのだ!

その絶対的真実を神々=怪獣たちの超越的暴力性を軸に、我々驕り高ぶった卑しい人間風情にイカヅチとして感電布教している現代のバイブル、それが『ゴジラ KOTM』なのです。このイカヅチに打たれて改悛する人間を大量生産するために開かれた神々の祭典。

この祭りに参加し、ゴジラ教に入信し、ハ!ソイヤ!ソイヤ!と一心不乱に念仏を唱える狂信的スタンスこそが、本作の正しい鑑賞形態である。この世界のかたちを変えてしまう神々の出現を目撃し、その神々しい殺し合いの足元で右往左往と踊り狂うソイヤ!ソイヤ!

神とはかくも恐ろしく、凶悪で、残忍で、美しく、愛すべきものだったと畏敬のまなざしで見上げるソイヤ!ソイヤ!確かにそれを我々の目の役割として目撃する人間風情のドラマは酷いもんだ。酷さでは前作のギャレゴジといい勝負だと思うが、それもまた神の力なのだ。

どこでどうつながったのか意味不明な思考回路もすべては神のなせる業。彼らは神の見えない力によってキ○ガイのように突き動かされ、この黙示録を現出させるための存在として神によって遣わされたのだ。ゆえに彼らは皆、頭がおかしい狂信者なのだ。

けっしてサノスに影響されたのではない。我らの新しい神、王のなかの王、怪獣神ゴジラの見えない力の賜物なのだ。とりわけゴジラ様のペットを自認するケン・ワタナベ演じる芹沢博士は、自身のルーツとして最も許しがたい兵器を神へと献上する役割を、鬼気迫るような大根演技でストーカーさながらに狂演。

そして友への愛を語るのだ。愛によって怒りや憎しみとの折り合いをつけた狂人。うん、総じて狂ってる。しかしそんな彼らの狂った行動、視線、右往左往が新たな神の世界、怪獣ランドを生み出したとは思いませんか奥さん?そんな世界に行ってみたいとは思いませんか奥さん?

そんな新世界の誕生を疑似体験させてくれる本作を、ボクは全面的に絶対的に支持いたします!『シン・ゴジラ』がこれまで観たこともないゴジラ映画の傑作だったとするならば、本作『ゴジラ KOTM』はこれまで観たくても叶わなかったゴジラ映画の傑作ではないでしょうか。

ある種の補正をかけて見ていた怪獣プロレスを、ガチのガチとしてジャパンに、世界に向けて叩きつけたこの世の終わりと始まり。それを神話として、宗教画の連続のような荘厳さによって見事に映像化、疑似体験させてくれただけでボクはマイケル・ドハティに感謝です。

ボクはこんな野蛮で美麗ですべてを破壊しながら創造する怪獣映画が観たかったのだ!これはあの『パシフィック・リム』に匹敵する衝撃ではなかろうか?日本で生まれ育った我々が当然のように目にしながらも、実は観ることが叶わなかったあの世界の完全再現。

世界はもはやオタクのものなのかもしれない。そのオタクが信じる神こそがロボットであり、怪獣であり、キング・オブ・キングス、ゴジラなのだ!

Godzilla KOTM – Making the Music – Bear McCreary (official)

個人的評価:9/10点

サントラ

VOD・動画配信

『ゴジラ』シリーズ31作品が定額見放題なおすすめ動画配信サービスはプライム・ビデオ(2019年6月現在。最新の配信状況はamazonのサイトにてご確認ください)。

恐竜新世界映画の感想はこちら

モンスターバース関連映画の感想はこちら

コメント

  1. えるぼーロケッティア より:

    ギャレスエドワーズ版とは何だったのか。

    KOTM、大大大成功でしょう。
    まどろっこしいこと一切抜きで見たいものを見せてくれました。
    怪獣映画とはこうあるべきでしょう!
    元々1作目というハードルはかなり低いというかあれを飛び越せない監督はそうそういないでしょうが軽々飛び越えるどころか飛びすぎて大気圏突破して宇宙で「シェーー」決めちゃってます。

    本作は出し惜しみがありません。
    その最たるものが音楽ではないでしょうか。
    僕は今回音楽面には期待しておりませんでした。

    しかしやってくれましたよ。
    我らが王の登場と共にあの伊福部先生のゴジラテーマ。
    映画館で久しぶりに打ち震えました、鳥肌立ちました、嬉しさで泣きそうになりました。
    事前情報をシャットアウトしていて正解でした。
    映画自体素晴らしいのは当然ですが音楽がさらにそれを昇華しています。
    やっぱり映画って音楽が大事ですね。
    今回の監督さんわかってますねぇ。

    人間パートもちゃんとグレードアップしていてちゃんと登場人物の目的や行動に必然性がある。
    各々がやるべきこと、最悪の事態を招いたことに対し果たすべき責任を取っていて人間パート
    にも好感がもてました。

    怪獣バトルパートはもう文句のつけどころないです。
    モスラの神々しさ、武士のような一太刀に、ゴジラの「テクニックなんぞ知るか!」と言わんばかりの戦いっぷり。

    そして最後のバーニングゴジラからの体内放射!
    まさかまさかでした。
    あれは平成ゴジラが使っていた技でしたがまさかハリウッドでやってくれるとは!
    王の帰還を祝福しあれに巻き込まれて死んだ母ちゃんは悔いないでしょう!

    次回作ですが善玉よりのコングとゴジラをどう戦わせるのか。
    テロリストが買い取った最後の頭が関わってくるのか。
    ちょっぴり不安ですがギャレス版みたく変に気取らなければ大丈夫でしょう!

    • えるぼーロケッティアさん、コメントありがとうございます!

      ボクは『ゴジラ』フリークではないのであまり本数は観てないのですが、タイムリーで公開していた平成VSシリーズの世界を圧倒的なビジュアルによって再現してくれていただけでもう打ち震えましたね!正直なところボクは着ぐるみ怪獣プロレスがどうにも好きではなかったのですが、本当はこういうことなんだろうな、と脳内補正していた映像がさらなるクオリティで眼前に展開した事実だけでまさにソイヤ!ソイヤ!でした(笑)。

      そしてソイヤ!ソイヤ!も含めた音楽の力。『ギャレゴジ』を担当したアレクサンドル・デスプラの音楽は素晴らしく、今回ベアー・マクレアリーという全然知らない人に変わったことはひそかに落胆していたのですが、やはり有名無名でその人の実力を判断してはいけませんね。なんじゃこりゃ!ってぐらい燃えました(笑)。伊福部先生への最大のリスペクトを込めながら、それをさらに外国人的東洋趣味によってバカかっこよくアレンジしたハ!ソイヤ!ソイヤ!からの般若心経(笑)。あまりのカッコよさに動画まで張りつけちゃいましたよ(笑)。

      次回作の『ゴジラVSコング』。正直ゴジラとコングで勝負になるのか?という思いはありますが、監督を務めるアダム・ウィンガードは「バカ」「残虐」「音楽」については信用しておりますので、ギャレゴジみたいなことにはならんのではないかと秘かに期待はしております。勝負の行方としては、まあ王の中の王の胸を借りて、ようやくコングは「キング・コング」になるのでしょうね。

  2. 通りすがり より:

    今日見てきました。先に見に行った友達の話では戦闘シーン1000点ストーリー50点だったので、
    特に怪獣に思い入れのない自分は不安だったのですがまあ良かったのではないでしょうか。
    怪獣たちの戦いのシーン、街の破壊シーンなどは確かにすごい迫力で怪獣好きの人たちには更に興奮物だったのではないでしょうか。ただメインの怪獣がラドン、モスラ、ゴジラ、キングギドラ以外に多数復活していく盛り上がりを見せておいて、オリジナルデザインの怪獣たちのしょぼさはちょっとテンション下がってしまいました。東映時代からの他の怪獣もちょい役でいいから出せなかったのかなと残念でした。
    ストーリーの方はまあよくあるハリウッド家族愛でしたが前作よりは全然マシだと思います。ゴジラ系の映画だとどうしても人間が空気になってしまうのが怪獣の復活を画策するグループを出したことでしっかり存在感があったのは良かったです。渡辺謙さんいい役もらいましたね。日本へのリスペクトを感じました。僕でも知ってるオキシジェン・デストロイヤーが出てきたのも意外でした。すべての元凶である母親はハリウッドハッピーエンドで幸せになってしまうのかと最後の方までヤキモキさせられました。

    • 通りすがりさん、コメントありがとうございます!

      なんかただのマンモスみたいなんとか、前作で殲滅されたはずのムートーとか、そのへんは確かにショボかったですよね。権利上の問題もあるのでしょうが、せめてアンギラスあたりは出してほしかったですね。でもまあ四大怪獣の壮絶バトルを超絶ビジュアルによって拝めただけでも千点です。残念ながら日本製作でこれだけのものはまず見られんでしょうから。そうとう狂った人間ドラマもある意味では面白かったです。しかしあの雑なオキシジェンデストロイヤーの使い方には少々疑問が。しかしある方の推察によるとアレも次への伏線ではなかろうかという意見も。例の怪獣の登場ですね。別名「完全生命体」。

  3. Hiroto Yano より:

     確かにGKOTMは「そは記されたり、されど我汝らに告げん」と現れた神格を描いた作品ですね。西洋世界の一神教への信仰や、日本の核兵器絶対悪思想、いままで「そは記され」ていたことへの大胆な蹂躙。この作品の出現が、「予定」されていたことは間違いない。いつ、だれが創造するのかまでは今まで分からなかったが、皆が「早く」、と待望していたevangelでした。
     今後、どう生きていけばよいのか、どういう世の中にしていったらよいのか、を真剣に考えようとするとき、必ず言及されるlogosと思います。

    • Hiroto Yanoさん、コメントありがとうございます!

      なんかボクが考えていたことをボク以上の的確さで文章化していただいたみたいで、なんか読んでて震えました!そう!そう!!そう!!!って(笑)。海外の評論家受けが悪いのは絶対に宗教絡みだと思いますし、本作での核の扱い方には絶対に日本側から批判が出るだろうと思います。でももうそこで止まっている時代ではないのではないか?ということですよね。これまで絶対だと信じていたものをもう一度再評価しなければならない時が来たのではないか?それがひいては多様性や、幸福や、平和へとつながっていくような気がボクはいたします。そういう過去の遺物を超えた先に、本作のラストのような新しい世界が待っているのではないでしょうか。

  4. san より:

    怪獣いえ神々の戦いの前では些細なツッコミどころなど忘れて神々しい絵画を
    眺めるように釘付けになってしまいました。
    不意にインド映画のバーフバリを思い出してしまいました。
    例のシーンでは怪獣信仰と○○○○信仰の乖離がありますでしょうから海外の
    批評家の方には票が割れるのも仕方のないことかなと思ったりいたしました。
    でもワクワクする怪獣いえ神々のバトルが見れたので何も言うことはございません。

    • sanさん、コメントありがとうございます!

      神々しい存在を愛でる、崇める、讃えるという意味ではまさに『バーフバリ』でしたね。両作ともツッコミどころは山盛りですが、そんな些末なことは吹き飛ばしてしまうほどの神話世界が構築されており、ただただ無心に崇め奉る意外にすべはない神の力に圧倒されてしまいました。もうそれだけで言うことはない。言いたいことは山盛りだが、言うべきことはひとつだけ。怪獣を、神を讃えよ!

  5. わるいノリス より:

    もう皆さんが言いたいこと全部言ってくれてるので自分は控えめにコメントさせて頂きます。
    ここまでお金をかけたハリウッド超大作で、ここまで日本へのリスペクト(方向性を間違ってない)を感じる作品は過去でも異例ではないでしょうか!シナリオは結構ひどい!けどそういうことじゃねぇんだよ!!と大満足の1本です。

    特にギドラが画面に映ってるシーンは常に1000点くらい出しっぱなしで、人間視点で睨まれる恐怖感や蘇生の絶望感、発電所食った後の放電ビジュアルの原作リスペクトしながらの更に最強の敵としてのアップデート感と何をとってもパーフェクト。火山に君臨したシーンだけで「あ、この監督はキリストより怪獣の方を信仰してる」という狂気の信仰心に心底震えました。
    何より般若心経…このセンスには本当に脱帽です。昇天した。もうこれだけでこの映画は大満足です・・・

    他にも青色を基調とした前半の怪獣の佇まいはどれもこないだのブレードランナーのような芸術性のある一枚になっており「これ絶対実写じゃ不可能だよね」とCGならではの怪獣映画の美しさに見惚れておりました。予告にもチラっと出ますが南極でのゴジラとギドラの対峙のシーンなんて額縁に入れて飾りたいくらい美しかった・・・!
    この映画はファンサービスだけじゃないんだ!また観に行きます。続編でも般若心経流れるってかギドラに定着しそうでうれしいですね!

    • わるいノリスさん、コメントありがとうございます!

      ゴジラもモスラもラドンも良かったのですが、やっぱりギドラですよね。ギドラのもうひとりのキングぶりが際立っていたからこそ本作は傑作になった。例の十字架ギドラシーンは観た瞬間に「やっべぇぇえ!」と震えたのですが、時間がたって思い返すとさらに「やっべぇぇえ!」ことに気づきましたね。ゴジラたちを太古からその土地その土地に根付いた土着の神、古い神たちだと定義するならば、外宇宙からやって来たギドラは異教であり、外からやって来て新しい価値観を押しつける新しい神。つまりは十字架をシンボルとする例の宗教そのものだとも言える。こりゃ「やっべぇぇえ!」ですよね(笑)。それを偽りの神として描いたわけですから。西欧社会で受け入れられないのも納得です。

      ボクも近いうちに絶対にもう一回観に行きますよ!ドハティ監督は次回作の『ゴジラVSコング』にもかかわっているらしいので、期待が膨らみます。っていうかもうウィンガードはいいからお前が撮れよ!とちょっと思っちゃうのは内緒ね♡

  6. star より:

    更新お疲れ様です。

    ついさっき鑑賞してきましたが、興奮でキーボードを打つ手が震えております。

    何を隠そうこの私、俗にVSシリーズと呼ばれる平成初期のシリーズと共に幼少期を過ごした世代であり、故にVSシリーズの影響を強く受けたと思しきこの作品に絶頂しないわけが無いのです。

    内容的に一番近いのは、昭和中期に作られた三大怪獣地球最大の決戦だと思いますが(十字架越しのギドラは同作にある鳥居越しのショットのオマージュですね)、そこにVSシリーズを通して描かれた怪獣の神的要素を付与しています

    ラストのバーニング状態になるシーンなんてもろにVSメカゴジラとVSデストロイヤのオマージュでしたし

    まあ、こうやってあの要素はどの作品から、なんてことを言っていると荒らしレベルの長さになってしまうので割愛しますが、あの頃の俺が好きだったゴジラをハリウッドが本気で金かけて作ってくれた!というだけで失禁&感涙&絶頂ものでございます

    まあ、面倒くさいオタクの端くれとしては、言いたいことがないわけではありません。
    あの最凶兵器の扱い軽くね?とか、家族ドラマが相変わらず邪魔とか、ゴジラとモスラのテーマ流したんだからギドラとラドンのテーマも流してよとか、というかラドンの扱い悪くね?とか、せっかくのサリー・ホーキンスが・・・とか

    でも、こんなもんは些末な問題です。
    100点満点で5億点の映画から70点が引かれても面白さは全く目減りしないのです。
    ドハティ監督とは飲みながら一晩語り明かしたい気持ちで一杯です

    ところで、ギャレス版の評価がさらに低く・・・と一部では言われていますが、私は逆にこのシリーズにおけるゴジラの立ち位置を明確化したという点に置いては評価されてしかるべきじゃないかなと思っています

    最後に、エンドロールラストで思わず落涙してしまいました。
    監督の最大限のリスペクトにこちらからも最大限の感謝を

    • starさん、コメントありがとうございます!

      ボクはそれほど『ゴジラ』シリーズに詳しくはないので、「あそこはあの作品へのオマージュ」「ここはこの作品」という細かいリスペクトには気づけなかったのですが、細部はわからなくても映画全編から猛烈に発散されている怪獣リスペクトには気づくわけで、その想いの深さ、熱さ、信仰心にあてられて完全にゴジラ教の信者としてソイヤ!ソイヤ!と踊り狂ってしまいましたよ(笑)。

      ボクでもわかる『ゴジラ』オタクネタとしては、チャン・ツィイーの扱いでしょうか。どう考えても居るはずのない場所に居たので「あれ?」と思い、しばらく考えて「そうか!」と気づいたのですが、それをいっさい説明しないところがまた凄いですよね(笑)。本作を鑑賞したそれほど『ゴジラ』に思い入れのない友人たちにその事実を告げたら、やっぱり誰も気づいていませんでした。そんなネタを平然とぶっこんでくるところがまたヤバいというか、完全にゴジラ教の狂信者ですよね(笑)。

      ドハゴジと比べられてしまうと圧倒的にギャレゴジの分は悪く、「やっぱりありゃ酷かった」と思われるのは致し方ないかとは思いますが、starさんがおっしゃられるようにこの「モンスターバース」版ゴジラの立ち位置をまず明確にしたという意義はあったかと思われます。そこからさらに推し進め、新たな怪獣と人との在り方を提示したのが本作ドハゴジ。しかし映画としての熱量の違いは歴然。それはともに『ゴジラ』ファンであってもその愛の大きさに雲泥の差があったのでしょう。エンドロール最後の写真がそれを物語っていますよね。