「オチが凄い!」「衝撃の結末!」「ラストの大どんでん返し!」などと紹介した時点で、それはもうすでにネタバレの一種だぞ貴様。と冷静にツッコむもうひとりの自分を無視して、ぬけぬけとまとめてしまったぞ!
オチが凄い衝撃の結末映画20選
映画を観ているあいだ誰もが考えてしまう「この先いったいどうなるのか?」。予想が的中してニヤリとしたり、あまりにひねりがなくてガッカリしたり、こちらの斜め上を行くラストに驚愕したり、その結末によって一喜一憂なにかと忙しいのが我々映画バカ。
そんな我々が映画を最終的に判断する場合に最も重要なポイントとなるのがオチ、結末、ラストなのであります。今回はその締めくくりが鮮やかなまでに決まっているオチが凄い衝撃の結末映画を20本選び出し、ランキングではなく年代順に紹介していきたいと思います。
「オチが凄い!」「どんでん返し映画!」と紹介した時点である種のネタバレになってしまうこの手の企画ですが、なんか自分もまとめてみたくなったのでどうぞお見逃しください。肝心なラストのネタバレだけは自重しておりますので、なにとぞ、なにとぞご容赦のほどを。
てなわけで、ネタバレだけどネタバレじゃないと強弁する「オチが凄い衝撃の結末映画20選」ぬけぬけと発表です!
回転
The Innocents- 1961年/イギリス/100分
- 監督:ジャック・クレイトン
- 出演:デボラ・カー/マーティン・スティーヴンス
何も教えてくれないラストが凄い!
幼い兄妹の家庭教師として雇われた女性が、どうやら邪悪な何者かに取り憑かれているらしい兄妹を救おうと必死の闘いを展開する、イギリス製ゴシックホラー、もしくは心理スリラーの傑作です。監督は『華麗なるギャツビー』(1974)のジャック・クレイトン。
邪悪な子供たち。ゴシックホラーとしての美と醜。そして何よりこの映画が素晴らしいのは、答えを提示しない曖昧さを武器とした心理スリラーにこそあるのです。ただ非情な結果だけが示されるラストシーンの戦慄は、答えを教えてくれない悶絶失禁放置プレイなのだ!
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バニー・レークは行方不明
Bunny Lake Is Missing- 1965年/イギリス/107分
- 監督:オットー・プレミンジャー
- 出演:キャロル・リンレイ/キア・デュリア
震えるぐらい完璧なラストが凄い!
アメリカからイギリスへとやって来たばかりの女性の娘が忽然と姿を消す。しかしその行方はおろか、その子が存在した事実すら発見できない事態に、やがて母親へと疑惑の目が向けられるというサスペンス映画です。監督は『栄光への脱出』のオットー・プレミンジャー。
いたはずの人物の消失と、その存在を主張、認識しているのは主人公ただひとりという、いわゆる実存不安映画の先駆けとなった作品です。しかし断言しておきますが、この手の映画で満足のいくラストはこれ一本!あまりに完璧すぎて震えが止まらかったよ!
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殺しが静かにやって来る
Il grande silenzio/The Great Silence- 1968年/イタリア、フランス/102分
- 監督:セルジオ・コルブッチ
- 出演:ジャン=ルイ・トランティニャン/クラウス・キンスキー
ありえないラストが凄い!
雪に覆われた町スノーヒルを舞台に、残虐な無法者集団に立ち向かう声を失った男の決死の戦いを描いた、凄まじい暴力描写のために数か国で上映禁止処分を受けたというマカロニ・ウエスタンです。監督は『続・荒野の用心棒』のセルジオ・コルブッチ。
雪の西部劇、口のきけない主人公、黒人ヒロイン、容赦のない残酷描写と、血なまぐさいマカロニ・ウエスタンのなかでも群を抜く異色作でありますが、とりわけ最も異色なのがおよそありえないラストの展開!西部劇のお約束を意図的に外しまくった後味最悪の傑作であります!
白い肌の異常な夜
The Beguiled- 1971年/アメリカ/105分
- 監督:ドン・シーゲル
- 出演:クリント・イーストウッド/ジェラルディン・ペイジ
女たちが選択したラストが凄い!
南北戦争末期。南部の森の中で女性だけの自給自足生活を送る女学院に、負傷した北軍兵士が担ぎ込まれたことによってあらわになる人の醜さを描いたサスペンス映画です。監督と主演は『ダーティハリー』のドン・シーゲル&クリント・イーストウッド。
女の園に紛れ込んだ不誠実なイケメンによって巻き起こされる、女たちの欲望、嫉妬、出し抜き、裏切り合戦。その結果として訪れる彼女たちの最終決断はもはや被害者なのか加害者なのかわかりません。見たことないイーストウッドの姿が拝める変態な傑作ですよ!
ソフィア・コッポラによるリメイクも今年の6月にアメリカで封切られるとのこと。
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ウィッカーマン(1973)
The Wicker Man- 1973年/イギリス/88分
- 監督:ロビン・ハーディ
- 出演:エドワード・ウッドワード/クリストファー・リー
お祭り騒ぎのラストが凄い
行方不明の少女を捜すために辺境の孤島へとやって来た警官が体験する、独自の自然崇拝にもとづく異様な生活習慣と彼らの真の目的を描いた、トラウマカルトホラー映画です。2006年にニコラス・ケイジ主演によるリメイク版が製作されておりますが、どうぞ無視してください。
敬虔なキリスト教徒が、その傲慢さによって異教徒から散々にもてあそばれるという、怪しいエロさと変態カントリーソングが楽しいカルト快作なのですけど、その果てに訪れる衝撃の結末には唖然茫然。救いのかけらもないのにひたすら滑稽ってなんじゃこりゃ!?
コックファイター
Cockfighter- 1974年/アメリカ/83分
- 監督:モンテ・ヘルマン
- 出演:ウォーレン・オーツ/ハリー・ディーン・スタントン
愛を告白するラストが凄い!
闘鶏トレーナーとしての生活にすべてを捧げる男フランク。ふたたびチャンピオンに返り咲くまで口をきかない誓いを立てた男の戦いを描いた異色ロードムービーです。監督は『断絶』のモンテ・ヘルマン。
一言も言葉を発しない主人公が、牧歌的な音楽をバックに田舎をさすらい、アンダーグラウンドな闘鶏に興じるというひたすら地味な映画ですが、ラストでいきなりぶちかまされる衝撃的な愛の告白シーンにはぶっ飛びますよ!これぞモテる男の生きる道!
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サブウェイ・パニック
The Taking of Pelham One Two Three- 1974年/アメリカ/104分
- 監督:ジョセフ・サージェント
- 出演:ウォルター・マッソー/ロバート・ショウ
ラストの顔が凄い!
地下鉄をハイジャックし、乗員乗客の命と引き換えに現金100万ドルを要求してきた犯人グループと、対応にあたるニューヨーク市都市交通局警察本部長との息詰まる攻防戦を描いたクライムサスペンスです。監督は『地球爆破作戦』の職人ジョセフ・サージェント。
いま観ると多少のツッコミどころが目につくものの、いい意味で力の抜けた犯罪娯楽映画としてめちゃくちゃ小粋な逸品。その小粋さが集約されたのが思わずニヤリとしてしまう見事なまでのラストショットで、この味わいはウォルター・マッソー以外には出せぬ!
愛のメモリー
Obsession- 1976年/アメリカ/98分
- 監督:ブライアン・デ・パルマ
- 出演:クリフ・ロバートソン/ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド
グルグル回るラストが凄い!
妻と娘を誘拐されたうえに事故でふたりとも失った男が、十数年後、妻に瓜ふたつの女性と出会って恋におち、あろうことかふたたび誘拐されてしまうというラブサスペンスです。監督は『ファントム・オブ・パラダイス』のブライアン・デ・パルマ。
ヒッチコック大好きなデ・パルマによる何度目かの勝手に『めまい』リメイク作ですが、デ・パルマの技巧と美学が高度に結実した傑作でして、ラストシーンの幸福なのか不幸なのかなんだかよくわからないカメラグルグルには酷いめまいを覚えることは必至です!
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SF/ボディ・スナッチャー
Invasion of the Body Snatchers- 1978年/アメリカ/115分
- 監督:フィリップ・カウフマン
- 出演:ドナルド・サザーランド/ブルック・アダムス
耳をふさぎたくなるラストが凄い!
地球外からやって来たと思われる謎の寄生体によって、静かに侵略されていくサンフランシスコの街を描いた、都合4度も映画化されているSFスリラーです。監督は『ライトスタッフ』のフィリップ・カウフマン。
知らないあいだに、気づかないうちに、何かが確実に進行している正体不明な不気味さが秀逸な作品でして、不穏な空気感という点では4本の映画化作品のなかでも群を抜いておるかと。その不気味さがついに表面化した、ラストの金切り声には思わず耳をふさぎたくなります!
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バーディ
Birdy- 1984年/アメリカ/120分
- 監督:アラン・パーカー
- 出演:マシュー・モディーン/ニコラス・ケイジ
思わず微笑んでしまうラストが凄い!
ベトナム戦争のPTSDにより心を閉ざした青年バーディと、彼を立ち直らせようと懸命に語り掛ける親友アルとの心の交流を描いたヒューマンドラマです。監督は『ミシシッピー・バーニング』のアラン・パーカー。
鳥を愛し、鳥に憧れ、鳥になることを夢見るバーディの純粋さが、戦争という現実によってズタズタに引き裂かれる痛み。そんな彼に必死に語りかける自身も戦争によって傷を負った親友アル。そんな非情な現実を軽やかに飛び越えてみせたラストシーンのなんという軽妙さ!
HEART
Heart- 1999年/イギリス/84分
- 監督:チャールズ・マクドゥガル
- 出演:クリストファー・エクルストン/サスキア・リーヴス
眠気も吹き飛ぶ驚愕のラストが凄い!
浮気性の妻への嫉妬心から心臓発作を起こしたゲイリーは、事故で脳死状態となった若者の心臓を移植されるのだが、その母親と出会ったことによって恐ろしい事態へと巻き込まれていくというサイコスリラーです。
おそらく今回のラインナップで最もマイナーな映画であります。臓器移植にまつわる奇怪な現象と忘れられない執着を描いた映画でして、正直ドロドロの昼メロ的内容にはうんざりするものの、ある人物の真の目的が判明するラストには寝ぼけまなこが括目いたしますぞ!
隣人は静かに笑う
Arlington Road- 1999年/アメリカ/119分
- 監督:マーク・ペリントン
- 出演:ジェフ・ブリッジス/ティム・ロビンス
後味最悪のラストが凄い!
隣に引っ越してきた怪しい家族の素性を調べていくうちに、隣人の恐ろしい過去や計画へと思い至った男の孤独な闘いと驚愕の真相を描いた、現在はレンタル禁止という憂き目に遭っているサスペンス映画です。監督は『プロフェシー』のマーク・ペリントン。
人の良さそうな隣人の恐ろしいもうひとつの顔に気づいてしまった男が辿る、あまりにも非情な顛末を描いた後味最悪の衝撃作で、並のサスペンスを軽々と飛び越えてしまった「あっ!」と驚くまさかの結末には、連続鑑賞してしまうのは必至の悪の魅力が渦巻いておるのです!
なのにレンタル禁止によって容易には観られない現状が残念でなりません!
ピアニスト(2001)
La Pianiste/The Piano Teacher- 2001年/フランス、オーストリア/131分
- 監督:ミヒャエル・ハネケ
- 出演:イザベル・ユペール/ブノワ・マジメル
自分で自分が許せないラストが凄い!
過干渉な母親のもとで長年暮らしてきたピアノ教師の女性が、自分を慕う学生からの求愛をきっかけに、自身の倒錯した性的嗜好を抑えきれなくなる姿を描いたアブノーマルな恋愛ドラマです。監督は『隠された記憶』『白いリボン』のミヒャエル・ハネケ
恋愛未経験のまま中年へと差し掛かった女性の鬱屈した欲望と現実、そして夢を、ハネケらしいあふれんばかりの悪意で描いたなんとも滑稽で恐ろしくて衝撃的な作品なのですけど、ラストの名実ともに痛い描写には泣きそうになりますよ。目を覚ませ!ってことなのよね……。
MAD探偵 7人の容疑者
神探/Mad Detective- 2007年/香港/89分
- 監督:ジョニー・トー/ワイ・カーファイ
- 出演:ラウ・チンワン/ラム・カートン
わちゃわちゃしたラストが凄い!
他人の別人格が見える特殊能力を備えた元刑事が、元同僚からの捜査協力要請で調べることになった容疑者は、なんと7人もの人格を宿していたというサスペンス映画です。監督は『マッスルモンク』のジョニー・トー&ワイ・カーファイのコンビ。
他人の別人格が見えるという能力を思いっきり視覚的に表現した演出が抜群に面白い怪作で、そんな特殊能力を備えてしまった悲しい男の常軌を逸した捜査方法もぶっ飛びですが、ラストのわちゃわちゃした銃撃戦による幕切れと生き残った男の右往左往もたまりません!
瞳の奥の秘密
El secreto de sus ojos/The Secret in Their Eyes- 2009年/アルゼンチン、スペイン/129分
- 監督:フアン・ホセ・カンパネラ
- 出演:リカルド・ダリン/ソレダ・ビジャミル
衝撃のオチのあとのラストが凄い!
刑事裁判所を定年退職した男が、彼の記憶から絶対に消し去ることができない25年前の未解決事件へとふたたび挑む姿を描いたサスペンスドラマです。第82回アカデミー賞の外国語映画賞受賞作。
記憶と忘れられない想いをテーマに、未解決事件の驚くべき25年目の真実を描いた秀作ミステリーで、新たなリベンジスタイルを提示したオチの衝撃には打ちひしがれます!しかしこのあとに続くもうひとつのオチのなんと幸福で力強いことか!あの頃の想いを結実させるのだ!
灼熱の魂
Incendies- 2010年/カナダ、フランス/131分
- 監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ
- 出演:ルブナ・アザバル/メリッサ・デゾルモー=プーラン
まさに息をのむラストが凄い!
突然亡くなった母親の奇妙な遺言に従い、まったく存在すら知らなかった父と兄の行方を捜して中東へとやって来た姉弟がたどり着く驚愕の真実を描いた、あまりに重くて痛いヒューマンミステリーです。監督は『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
母の過去と、現在の娘を巧みに交錯させながら、宗教対立にもとづく血塗られた歴史とそれに翻弄された家族の悲劇を描いた、腰痛もちを殺しにかかる超絶ヘビーな傑作で、オチというか家族の真実が解き明かされた瞬間の息をのむ戦慄はとにかく重くて痛くてせつないです!
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FOUND ファウンド
Found- 2012年/アメリカ/103分
- 監督:スコット・シャーマー
- 出演:ギャヴィン・ブラウン/イーサン・フィルベック
いっきに振りきれたラストが凄い!
イジメられっ子の11歳の少年が、兄がクローゼットに隠していた人の生首を発見したことにより、これまでの人生が一変するような事態を迎える青春ホラー映画です。予算わずか8000ドルで製作された低予算ホラーながら、数々の映画賞を受賞した隠れた傑作です。
平均を良しとする世界からはみ出してしまった異端が受ける抑圧と迫害。実はグロを売りとした映画ではなく、そんな残酷な世界に対峙する兄弟の泣けるドラマを描いた青春映画なのですけど、最後の最後だけは思いっきし振りきれた画を見せてくれているので眼福ですよ!
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イレブン・ミニッツ
11 minut/11 Minutes- 2015年/ポーランド、アイルランド/81分
- 監督:イエジー・スコリモフスキ
- 出演:リチャード・ドーマー/パウリナ・ハプコ
盛大にちゃぶ台ひっくり返したラストが凄い!
午後5時。とあるホテルの周辺へと集まってくることになった11人の人間たち。一見すると無関係な彼らの人生が11分後に思いもよらぬ結末へと収斂していく事態を描いた群像サスペンスです。監督は『アンナと過ごした4日間』のイエジー・スコリモフスキ。
不吉なノイズ、不穏なシグナル、思わせぶりな予感を終始漂わせながら、緻密に積み上げられていく群像劇としての体裁。そのセオリーを律義に踏襲していると見せかけてからの盛大なちゃぶ台返しに、あなたは怒り心頭か?はたまた歓喜の絶叫を上げるのか?
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ザ・ギフト
The Gift- 2015年/アメリカ/108分
- 監督:ジョエル・エドガートン
- 出演:ジェイソン・べイトマン/レベッカ・ホール/ジョエル・エドガートン
ラストの贈り物が凄い!
夫の故郷で新生活をスタートすることになった若夫婦が、夫の同窓生だと名乗る男と偶然出会ったことにより、忘れ去った過去の代償を払わされることになるというサイコスリラーです。監督は『エクソダス:神と王』などで俳優としても活躍するジョエル・エドガートン
不気味な同窓生と再会したことにより、繰り返し夫妻に届けられる男からの贈り物。目的も意図もわからない謎の贈り物攻撃による恐怖。彼の過去が、真意が判明した最後の贈り物のなんとも嫌な気持ち悪さはこれまた新たなリベンジスタイル!一生疑念が消えんのです!
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手紙は憶えている
Remember- 2015年/カナダ、ドイツ/95分
- 監督:アトム・エゴヤン
- 出演:クリストファー・プラマー/マーティン・ランドー
おじいちゃんのラストが凄い!
ともにアウシュヴィッツを生き延びた親友の想いを受け、偽名を使って今も生きている収容所のブロック長を探し出すため、90歳の痴呆老人の復讐の旅が始まるというサスペンスドラマです。監督は『スウィート ヒアアフター』のアトム・エゴヤン。
90歳で認知症のナチハンターによる復讐の旅を描いた異色作で、おじいちゃんゆえのハラハラドキドキ感が半端ない秀作でありますが、彼が行き着く憎っくきブロック長の正体が判明するラストの記憶と歴史の重さには、あの戦争はまだ終わっていない事実を突きつけられます!
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終わりに
今回の「どんでん返しだけじゃない!オチが凄い衝撃の結末映画20選」いかがでしたでしょうか?いわゆるどんでん返し系だけではなく、さまざまな意味で衝撃的なオチを誇る映画をラインナップしてみましたので、けっこうバラエティに富んでいるかと思います。
未見の方にぜひとも観てほしいのは、『サブウェイ・パニック』と『バーディ』の見事なまでの顔オチですかね。「ああ~こういう映画の締め方、落とし方もあったんだなぁ」とほっこり痛快爽快になれますので、最後にもういちどおすすめしておきます。
この手のまとめ記事の常連としては、『ユージュアル・サスペクツ』『セブン』『シックス・センス』『メメント』『バタフライ・エフェクト』『エスター』などが挙がると思いますが、このへんの有名どころはすでに皆さんご存知でしょうからあえて外しております。
上に挙げた超有名どんでん返し映画に負けないほどの衝撃と驚愕を誇る映画を今回は集めてみたと自負しておりますので、皆さん気になる映画がございましたらどうぞ視聴してみてください。絶対に損はさせませんので!
コメント
ネタバレしたくないので映画一覧だけメモって記事は読んでない(笑)のですが、個人的にはラストでウワァァァとなった映画はThe Mistが1番印象に残ってます。
ヒメカブトさん、コメントありがとうございます!
いちおうラストのネタバレはしていないつもりですので、本文を読んでも大丈夫だと勝手に確信しておりますが、遠回しにヒントは出しておりますので変な先入観はついちゃうかもしれませんね。そういう意味では一覧だけメモっておくというのは正解なのかもしれません。でも本文も読んでほしいですけど(笑)。
『ミスト』は確かにラストで「うわあぁぁぁ」となっちゃう映画でしたが、あまりに有名ですので今回のラインナップからはあえて外しました。しかしそんな『ミスト』に勝るとも劣らない「うわあぁぁぁ」なラストの映画を集めたつもりですので、ぜひとも観ていただいて「うわあぁぁぁ」となっていただきたいもんです(笑)。
コメント失礼します。
とても気になる作品ばかりですが、グロやらホラーやらが苦手な私でも気軽にいけるのはどれでしょうか…。
手紙~は近い内に必ず観ようと思っているのですが、他がどうもパンチが強そうでして…。
灼熱~は心が元気な時に観ようと思っています!
あんさん、コメントありがとうございます!
あんさんがどういう映画が好きなのか存じ上げませんので選別は難しいところですが、グロやホラー系が苦手でライトなものを探しているということですので、今回のラインナップのなかでいえば『バーディ』『瞳の奥の秘密』『ザ・ギフト』あたりが良いかもしれません。ランキング外の作品でいえば、『バタフライ・エフェクト』『鑑定士と顔のない依頼人』『ミッション:8ミニッツ』『アイデンティティー』『アザーズ』『エスター』『プリデスティネーション』、古いところでは『スティング』『ローズマリーの赤ちゃん』『赤い影』『戦場の小さな天使たち』『ミシシッピー・バーニング』なんかもおすすめですよ。『手紙は憶えている』と『灼熱の魂』もけっこうパンチは強いですが、グロはありませんのでご安心ください。まあそれ以上の衝撃があるかもしれませんが(笑)。